2020/8/1 個別株所感
25日騰落レシオ 74.87
7851、9610(疑義注記)
1 時価総額<現金等-有利子負債(ネットキャッシュ)
2 時価総額50億円以下
3 株価200円以下
→普通に考えると、時価総額=ネットキャッシュまでは上がるはず。またその中でも超小型株だと軽いので何かのきっかけが有れば噴き上がりやすいと考えられる。
やるべきこと
・決算にてどのぐらい悪い数字が出そうか概算
・過去決算の出し方が弱気、中立、強気か
結論
IRのページが非常に見にくく、そもそも見てもらう気がないと思える。そんな企業が誠実な経営を出来るとは思えず、また経営責任について真剣に考えているとも受け取れない。
⇒数か月単位で持つ銘柄にはなりえない。また売られすぎで買う銘柄としても魅力は薄い。追従した買いが入るかわからないから。
2020/7/31
昨夜はGAFA好決算でNASDAQは強かったもののダウは大幅下落。その流れを受けてか日経も一時21700円まで下がった。
昨日、リバランス買いを見込んでドル円を104.800でロング。ただドル売りの流れは強く104.600でSLつけた。その後ドル円は104.200まで下落したが、日経買い&金利買いが入り、さらにその流れでドル買いが入った。そのため105.000でショート。ただ結局、金利買いの流れが強くてさらにドル円買いが強かったので損切りした。
日本株の個別決算動向はまた調べるが、かなり悪い。日本企業に巣ごもり消費の恩恵を受ける企業が少ないのもあると思うが。しばらくは売り目線でいいと思う。日銀が出来る金融政策もないし。指数売り、低位バリュー株買いでしばらくは良さそう?
やはりポンドが強い。ショーターが依然焼かれているのか?この理由があるかは調べるとして・・・。
2020/7/30
FOMC:政策金利据え置き、YCC言及なし。基本的に9月会合まで様子見。
→ドル安一服しそう。ということでドルロング。ポンドルが戻り売りできそうなのでショート。ただ、やはり長期トレンドはドル安なのか焼かれる。エントリーが16:40、17:14であったが、その時の金利見るとだだ下がり中。ドルインデックスもまだまだ下降トレンド。だったのでドル安スタンスがそもそも間違いだった。
代わりに入ったユーロドル・ロングはサンドイッチラインでロング(金利は見てなかった)。ただ、そこからチャネルライン下限まで下がる。その時にビビッて決済した。が、上記の通りドル安の流れが本命だったので、50pipsほど上がった。ビューに確信を持ってなかったのが悪い。
今日は月末フローもあってか、リスク資産とリスクオフ資産の動きがチグハグ(ドル・円↔ユーロ・ポンド・豪ドル・株指数・原油)。GDPは大方の予想通り悪かったので、サプライズもなく、これ起点で動いたわけではなさそう。
何故か今日は異常にポンドが強く、豪ドル、カナダドルが弱かった(原油下げよりもカナダドル下げの方が先)。これの理由はわからない。売りやすい上の方でポンドを売ってる人を焼いていった動き?
7/31
ドルが下がっているのでドル買いリバランス働きそうだが・・・(機関投資家リバランス✙新興国需要)。ドルインデックスもこのサポートゾーン下限に来てるので、一旦リバるかと。またOANDAでドル円ショート溜まってる。チャート的にはMACDダイバ出てる。ウェッジの上を抜けると確定。
2020/7/28
昨日の流れをおさらい。
昨日のファンダは、緊急貸出プログラムの終了予定を9月→12月へと延期。今月の連銀要人発言より、この発表自体にはサプライズは少なく、市場での反応はない。FOMCでフォワードガイダンス強化がなされるか?
9月終了予定の緊急貸出プログラムが12月まで延長へ(これ自体は大きなサプライズではない)
— Big Daddy (@BigggDadyy) 2020年7月28日
ただ『9月には終わらせられると思っていたものが、12月まで延長することになった』ということに加えて、FOMC直前なのでフォワードガイダンスの強化といった政策期待に繋がる可能性も。https://t.co/JDDnP8IB1W
これまで上昇し続けていたgold、silverは一時頂点からそれぞれ75ドル、4ドル弱下がった。ただ昨日は米債金利の低下もあり、そこからの戻りも強かったため、陽線〜コマ足で引けることとなった。
そして昨日、GSがgoldの見通し価格を2300ドルに引き上げた。一般に逆指標とされてるから材料的にはネガティブか。
GSが金価格の見通しを引き上げ。為替の方もドルが安全資産としての地位を失い外貨準備のフローも他通貨に流れるというレポートも出してました。
— Big Daddy (@BigggDadyy) 2020年7月28日
(独り言)GSのレポートって結構、ネガティブインディケーターなんだよな・・ボソッhttps://t.co/vAv6DuICjr
昨日は米株は反落。企業決算の明暗が分かれており、今後も決算を見極めながらの動きになると思われる。
債券は上昇か、米長期金利低下受け買い先行-日銀の買いオペも支え - Bloomberg
なので、日本株も続落が見込まれる。日産、三菱自動車もそうであったが、企業決算が低調であり、円高でもあるのでその流れを受けそう。
日本株は続落へ、低調な企業決算や円高を懸念-キヤノンや日産自売り - Bloomberg
7/29の注目は何と言ってもFOMC。YCC含め、何らかのフォワードガイダンスの強化がなされるか。あれば引き続きドル安の流れは続くと見込まれる。
2020/7/27
ドルインデックスを見るとわかるように、とにかくドルが弱かった。9:00のドルストレートからも明らかだが、そこを起点にドル安が始まっている。
コンセンサスは、夏季を通じてドル安が続くとの見通しを強めている。その背景はコロナによる無限財政支援政策、米中対立、選挙見通しの不明確さ、他国と比べて米国のコロナ拡大が著しい、など。その中でも8月半ばの米債償還によるフローを先取りした円買い、欧州復興基金合意によるユーロ買いが進んでいる。www.bloomberg.co.jp
10年利回り、30年利回りを見ればわかるように、これまでの膨大な金融政策で長期債利回りまで低下していることがわかる。それに加えて、直近数日においてもFOMCでのさらなる追加政策期待を織り込む形となった。当然、本日もその流れは継続したため、ドル安に拍車がかかる形に。
11時台になると、金・銀が暴騰。銀は一時+7%の上昇を見せた。
ここ最近の金の暴騰は名目金利と予想インフレではなく、むしろ極度なドル安の流れに引っ張られて進んでいるように考えられる。
グラフのように金と実質金利の逆相関は鮮明です。実質金利「名目金利(①)-予想インフレ(②)」は今後、動きが乏しくなるかもしれません。①はFedの緩和のもと、当面は大きく上下しないとの見方が優勢です。②は過去数カ月で上がりましたがコロナ渦で今後さらに加速するとの見立ては多くありません https://t.co/KikmQn0Jnz pic.twitter.com/4wq5nScck5
— 後藤達也(日経の記者) (@goto_nikkei) 2020年7月27日
一方で、最近はドルと金の逆相関も強くあります。Fedの緩和の長期化が確実視される中、「ドル→ユーロや金」のシフトも続くとの予想もじわりと増えています。金がどうなるか予想は難しいですが、ドルや米金利・物価の動き、ETFのマネーフローなど複眼的にみていく必要性が増していると言えそうです pic.twitter.com/HxCZkYUTRi
— 後藤達也(日経の記者) (@goto_nikkei) 2020年7月27日
こうしたドル安の流れの中で、日経もまた強さを見せた。ダウ・日経スプレッドを見てもわかるように、日経が強い。日経>ナスダック>ダウ≒S&P500の順で強かった。
アメリカ株を買い支える原動力になっていた給付金が終了すること、また企業内部関係者が株式売却しているためだと考えられる。他にも踏みあげられるショートが軽くなった、米中対立の激化などという構図もあった。一方でVIXが20を下回るとシステマティック系の買いが入る可能性もあり、方向性を予想することは難しい。www.fnn.jp
以上をまとめると、やはりドルインデックス、ドル円、金・銀がメインになりそう。
本日のパターン
2020/7/27~7/31までの見通し
7/20~7/24
米中対立、インテル決算内容が悪かったことなどにより、ドル、米株は下落。また3月に自社株買いを行った企業幹部がここに来て保有株を売却しつつあるとも。
金は1900ドルに到達。リスクオフorさらなる追加経済政策が見込まれることにより。
ユーロ、スイスフランは欧州復興基金合意期待で上げていた。ただ、週後半はリスクオフの動きがあり、ユーロは下落。
ポンド:英国政府による追加経済支援策への期待が続いており、ポンド高であった。
豪ドル・キウィ・カナダドル:資源国通貨の括りで上昇。
来週以降
米株
・7/29にあるFOMC。今後のさらなる追加政策があるかがカギか。以下は各要人発言。
エバンズ:20年末失業率は9~9.5%、21年末は6.5%と予想。ただ労働市場は思ったよりも早い回復。金融政策は下振れリスクに対処していかなければならない。また第二四半期GDPは30~35%減だが、下半期は強い成長を想定している。ただ下向きになるリスクも考慮すべき。(7/17)
ハーカー:20年通年GDPはマイナス6%前後と予想。また20年末までに失業率は10%を超えると思われる。回復には時間がかかるので、さらなる財政支援が必要となる可能性高い。例えば非営利セクター。信用コストは今の所大きな問題ではない。FEDは金融政策を変更しない方針。(7/16)
ローゼングレン:金利を短期~長期的に低く維持する必要あり(⇒国債買い入れ)。話し合いの中で、より前向きなガイダンスを提供。
メスター:コロナ禍前のレベルになるまで長い時間がかかるので、しばらくの間緩和的な金融政策を行う、また州、地方自治体はさらに多くの支援をすべき。(7/8)
ボスティック:状況は非常に流動的で、臨機応変に。マイナス金利はまずない、。バランスシートの拡大はずっと行うものではない。インフレが大きな問題になる可能性は低い。デフレ懸念はない。(7/17)
カプラン:2021年はトレンドを上回る経済成長の可能性あり。一方、経済、市場の収束には3年かかる可能性もある。(7/15)
ウィリアムズ:経済・市場は非常に困難な状態であるため、出口戦略について焦点を当てる時期ではない。経済について、今年の下半期に成長が見込まれるが、経済の先行きには大きな不確実性がある。現在のFEDのフォワードガイダンスは有効であり、経済をサポートするために極めて重要。米経済が回復するには数年かかる可能性があるので、利上げを考えるタイミングではない。
今後も緩和政策があると考えられるため、後はその内容。YCCの年内導入を匂わす発言があるかどうか。
他、7/30には米第二四半期のGDP速報値が発表される。予想は-35.0%でエバンズ発言とそう変わりない。複数の州で、再度外出制限措置がなされているので、早期回復期待は後退している。4-6月が予想よりも良ければ、ロックダウンの影響は少ないということになり景気早期回復期待は高まるが、大穴にもならないシナリオ。
★米中対立
成都の米総領事館を27日午前10時までに閉鎖することを米国に要求。しばらくはターン制で攻防が続くと思われるので、全面リスクオンにはならないだろう。先週後半は、グロース売りが特に強かった。来週はGAFAの決算が続くので、それによりグロース売りが強まるか中止。現状は、米中対立で下を見ておく。
他
EU:92兆円の復興基金のうち30%(27.6兆円)を気候変動分野に注力。(7/22)
アメリカ:さらなる経済対策案が検討され始める。マーケットにプラス。
7月27日(月):日・景気先行CI指数(5月)、日・日東電工の決算発表、米・耐久財受注(6月)など
7月28日(火):日・オムロン、ファナック、信越化、東エレク、HOYAの決算発表、米・消費者信頼感指数(7月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)(29日まで)など
7月29日(水):日・エムスリーの決算発表、米・パウエルFRB議長記者会見、米・フェイスブック、ペイパルの決算発表など
7月30日(木):日・小売売上高(6月)、日・アドバンテスト、コマツ、TDKの決算発表、米・GDP速報値(4-6月)、米・アップル、アマゾン、アルファベットの決算発表など
7月31日(金):日・鉱工業生産指数(6月)、Sun Asterisk、日本情報クリエイトが東証マザーズに新規上場、中・製造業PMI(7月)、米・個人消費支出(6月)など
英国
EUとの通商交渉を見極める展開であり、上値は重い。一方で6月以降の英国経済回復、追加経済支援への期待もあるため、ただちに売りにはなりにくい。ドルの流れ次第。
欧州
EUのGDPが出るまでは、メインで動くことはないと思われる。動くならリスクオフ・オンの括りか。ドル安の流れで上がっていくことは考えられる。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・30日:6月失業率(5月:7.4%)
・31日:4-6月期域内総生産速報値(1-3月期:前年比-3.1%)
・31日:7月消費者物価コア指数(6月;前年比+0.8%)
豪州
米中対立の進展によって売られる動きがありそう。感染者が減って、RBAが利下げ思惑後退(⇒景気回復)があるならば、下値は堅そうだが。対ドルでは一旦上を見ておく。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・29日:4-6月期消費者物価指数(1-3月期:前年比+2.2%)
豪ドルとの相関が強いので、豪ドルをウォッチしつつ、買いに行くか決める。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・なし
日本
指数自体は米中対立のヘッドライン次第で下がる方向だと思う。一方で日銀が株買いの基準を緩和したので、売るならば15:00以降。
米国市場で、巣篭もり消費の恩恵を受けるamazonやネットフリックスが逆行高したため、東京でも巣篭もり消費が注目される可能性がある。コロナ禍でも企業成長が見込まれる、業績相場になるか。
他
月末なので、リバランス来るか?