2020/8/6 ニュースまとめ

 

米新規失業保険申請件数 119万人(予想140万件 前週比-24万9000件)

コロナのパンデミック以降で最小。

 

ボストン、シカゴ、ワシントンDCなど米国内の複数都市でコロナ陽性率が上昇。ホワイトハウスは感染抑制措置を維持するよう地元当局に通達。

米複数都市でコロナ陽性率上昇、「困難の前兆」と政府対策チーム - ロイター

 

BOE総裁 マイナス金利を近くに導入する計画はないが、経済見通しで下振れリスクありと強調。必要なら追加措置あり。

⇒アナリスト:年内に債券購入の追加が必要と見ている。

 MPC:2021年末より前に完全に回復する可能性は低く、回復時期の見通しを従来シナリオよりもやや遅らせた。資産購入プログラム規模は7450億ポンドで維持、政策金利も据え置き。インフレ率は平均で0.25%前後まで低下すると見込まれている。失業率は7.5%前後まで上昇する見込み。

英中銀総裁、多大な下振れリスク警告-マイナス金利は当面否定 - Bloomberg

 

任天堂:12年ぶりに営業最高益を更新。巣篭もり需要が高まったため。

【新型コロナ】ドイツ新規感染、3カ月ぶり高水準-世界1860万人突破 - Bloomberg

 

ドイツ新規感染:3か月ぶりに新規感染者数高水準。

オーストラリア:ビクトリア州で感染拡大続く。

スコットランド:石油産業の拠点であるアバディーンでの感染者数急増。制限措置を再導入。

J&J:ワクチン候補1億回分供給を米政府と合意。

モデルナ:前金で4億ドル受け取り。

【新型コロナ】ドイツ新規感染、3カ月ぶり高水準-世界1860万人突破 - Bloomberg

 

米大統領選が行われる11月初旬までに、新型コロナウイルスワクチンが実用化される可能性がある、とトランプ発言。ファウチ所長も、現在臨床試験中のワクチンのうち年末までに少なくとも1つのワクチンの効果と安全性が確認できるかもしれないと示した。

UPDATE 1-コロナワクチン、11月初旬までの実用化「あり得る」=トランプ氏 - ロイター

こちらはGSのレポート。ワクチン認可時のテールリスクについて。ワクチンが認可された場合、債券売りが広がり、テクノロジー株から循環株へのローテーションが進むとみている。具体的には、スティープ化に伴う循環株と銀行株の下支え、テクノロジー売り。

ワクチン認可のリスクに備えよ、市場の動揺必至-ゴールドマン - Bloomberg

 

トヨタ:1Q営業黒字。市場予想は2000億円赤字。販売台数は減少したが、元々の利益水準が高く、コスト削減努力などで黒字確保。他に1Q黒字の自動車メーカーはスズキのみ。

トヨタ、コロナ禍でも1Q営業黒字確保-市場予想は2000億円赤字 - Bloomberg

 

ドイツ製造業指数:6月度製造業受注指数は前月比+27.9%で、2か月連続増加。(予想 10.1%)

ドイツ製造業の改善続く-6月の受注指数、前月比27.9%上昇 - Bloomberg

 

GPIF:4-6月期は過去最高の運用益である12兆円超。

GPIF:4-6月期は12兆円超の運用益、株高で過去最高-関係者 - Bloomberg

 

7000億ドル規模のCLOで最も高リスク部分は、米企業の経営破綻が今後数年間多発する可能性を示唆している。高レバレッジ企業向けローンからなるエクイティー部分は、今年に入り25%下落。近い将来の回復も疑問視されている。

最も高リスクのCLO部分、経営破綻多発が長期化の可能性示唆 - Bloomberg

 

サムスンがインドスマホ市場で巻き返し攻勢。コロナによるオンライン需要でスマホが使われており、格安スマホに注目が集まっているため。⇒サムスンの他に、中国シャオミ、印リライアンス・インダストリーズ&米グーグルが競合。ただ、インド政府は中国製アプリを禁じ、さらに中国輸入製品のボイコットを呼びかけている。スマホの焦点は安さと耐久性。

アングル:韓国サムスン、インド市場で巻き返し 反中感情が追い風 - ロイター

 

米メディア大手のバイアコムCBS、2Q決算で売上。利益ともに市場予想を上回った。ストリーミング需要が拡大したため。

米バイアコムCBS、四半期決算が予想上回る ストリーミング拡大 - ロイター

 

資源大手グレンコア:年内配当を見送り。

グレンコア、コロナ禍で年内無配に 上期赤字は26億ドル - ロイター

 

オランダ銀行大手INGグループ:2Q利益 73%減。貸倒引当金が急増したが、CEOはピークが過ぎた可能性高いと指摘。顧客の決済フローは7月にコロナ前の水準に回復したと述べた。

ING、第2四半期は73%減益 貸倒引当金が急増 - ロイター