専業トレーダーになれなかった人間

専業トレーダーに憧れていた人間の成れの果て

ものづくりに適正がないのかなあ

化学メーカーの製品開発職として働いているが、働くことを辞めたいなと常々思う。この気持ちは転職しても変わらないので、仕事内容や職場の問題ではない。開発品を上市しても達成感がそこまでないので、適正があるか極めて怪しい。製造業のやりがいとして真っ先にあげられる、ものづくりで世の中に貢献するという部分に、大して感慨がないのである。

一方で困ったことに、製品開発はまだ向いている類の仕事なのである。化学的現象に対する疑問が実験で解消されたときは、パズルが解けたみたいな達成感がある。これが生産、品証など他の部門だと、そのやりがいがないし、即断即決が求められるようになるので嫌である。

こう書くと、すごく難儀な性格だと思うが、後数十年どうやって折り合いをつけるべきか。早くFIREしたい。

 

インデックス投資と早期リタイア

インデックス投資は、時間を味方につけて複利で資産を築く手法である。これは多くのところで語られており、経済が成長する限りその有効性を疑う余地はない。一方で過去のデータを見る限り、市場低迷時であろうと淡々と積み立てない限りは、その恩恵を享受できない。銘柄分散+時間分散でリスクを低減しつつ、マーケットに資金を晒し続けるリスクを取る事で、長期的な株価上昇の恩恵を受け取るのである。そのため唯一必要なのは忍耐力であり、暴落時であろうと狼狽売りせずに淡々と買い増すことが求められる。

インデックス投資は、αを捨ててβを享受する方法なので出来ることは少なく、入金力を高めて長期的に資産を築くしかない。やることが決まっているのである意味楽ではあるが、本当に忍耐力が必要な投資である。

さてここからが本題だが、資産を築き上げるまで耐えることはできるのか?医者、商社マン、半導体メーカー勤務など、高年収でないとそもそも入金力を高めにくい。私はいずれにも該当しておらず、収入の面はたかが知れている。また副業向きのスキルがあれば良いのだが、それもない。副業にもコミットすると自らのキャパを超えるので、それならば家族との時間を大事にした方が良いと思っている。また支出を減らすという点では、出来ることは既にしている。独身ならばともかく、妻子がいる身でこれ以上減らすことも難しい。

結局、早期リタイアを目指すには、リスクを取るか、何かを諦めるしかないのである。若くて独身ならばリスクも取れるし、あるいは生涯独身を貫いて低資産リタイアという選択もできる。気が変わったとしても若いうちならば軌道修正しやすい。逆に何かを得ようとすると、その分リスクを取るか、我慢することが必要になる。妻子がいる状態だとリスクも取りづらいので、仕事にコミットすることが安牌になるが、そうなるとある程度の期間を経てリタイアすることとなる。

人生、望むものを全て手に入れようとすることは大変難しい。

SaaSショックによるストーリー破壊とバリュエーション

AnthoropicによるSaaSの死から、もうすぐ3ヶ月になる。Claudeの脅威的な性能を見せられ、市場はソフトウェア企業の見通しを下方修正した。SaaSによる高PERが許容されなくなったのである。その結果、ソフトウェア株は軒並み下落した。一方Mythosによって、AI時代にあってもサイバーセキュリティは重要であることが認識された結果、サイバーセキュリティ銘柄(CRWD、DDOGなど)は高騰している。

問題は、下落した銘柄郡の見通しがそこまで悲観なのか?ということである。SaaSの死は、以下の3点で語られている(①UIが人間ベースからAIベースへの転換を余儀無くされること、②従量課金型モデル(ID数)からの転換、③開発コスト低下により内製化が進む)。個人的には②、③による収益性低下が大きいと思っている。ただ③については疑問点もある。開発ノウハウがない中で望みのものが開発できるか、またはメンテナンスをどうするか、という点である。また②についてはビジネスの根幹を揺るがすような問題でもない。そのため、過剰に織り込みすぎと感じている。

バリュエーションを見ると、ヒストリカルPERの中でも割安圏である銘柄が多い。NOWなどの一部銘柄にも資金が入り始めている。GPU、ストレージ、CPOなどが一相場を迎えた中で、再度見直しが入ることを期待して、MSFT、ADBEなどをコツコツ集めている。META(SaaSか微妙だが)、INTUも買っているが、INTUは決算で不透明感が増幅されたので、今後無理に買うことはしない。NOWは買いたいと思っていたが、少しずつ上がり出した。買い付けペースを上げようかと思っている。

また日本株でも日立、NEC、富士通、Sansan、ラクスなどが下落している。バリュエーションと市場性の双方を満たす銘柄があるのか、日本株だとそこまでなさそうな気もするので、米国株に注力したい。

相場に対する向き合い方

 自ら納得した考えに依拠していない限り、相場で勝てないことを痛感する。また自らが許容できるリスク内でのポジションを取らないと絶対に勝てない。トランプ関税前(2025/3)に太陽誘電、村田製作所を取っていたが、①反転が見えていないうちに買った逆張りであること、②損切ラインが深すぎるゆえにリスク許容量に引っかかり、底値付近で損切した。生成AI向けデータセンターでのMLCC需要が見えつつある中、スマホ市況さえ反転すれば需給タイトになり上がる、しかし業績として見え始めてからでは遅いので買ったという感じだが、反転に要する時間軸の長さとリスク許容量がかみ合っていなかった。結果、今の大暴騰する相場を逃している。

 テーマ化していないうちは、好業績が続く見通しがない限り価格は上がらないし、適度なところで落ち着く。先の例で見ても、当時はDC向け光ファイバーが盛り上がっていた。MLCC、CPO、NANDはおろかHBMさえもそこまで盛り上がっていない。上がっていたのはNVIDIAと先端半導体向け製造装置メーカーだ。だが周辺分野にもスポットがあたると、あっという間にそれらの分野の株も上がっていった。そうなると成長ストーリーが過度に評価され押し目なしで上がっていく。こうしてみると、株式市場が実態を織り込むのは、思ったよりも遅い。そのギャップを埋める時間軸に耐えないと暴騰を取り逃すのだ。最も、どのテーマがいつ盛り上がるのかは誰にもわからない。

 以上を踏まえると、取りうる方法は3つ。①テーマ化の兆しが見えてから浅い押し目で買う。ただしボラティリティも増加しているので、耐えられるように少な目のポジションにする or 腹をくくらない限りは、値動きに振り落とされる。信用取引でフルポジにできるのは狂人であり、とても真似できない。そうなると、②まだ注目されていないうちに、関連度の高い周辺分野をリスク浅めに買うである。ただテーマが擦られれば擦られるほど銘柄探しは難しくなる。またこちらも下方リスクを許容しないといけない。そのリスクを見積もるには、ファンダメンタルズ分析結果を数値に落とし込み、マイナスシナリオでの株価レンジも見据えてポジションを構築するしかないのである。

 もっとも②だってかなり難しい。自らの分析をいかに信じられるかという勝負である。そのため、③年に1回あれば良い全体暴落相場(〇〇ショック)でテーマ株を買う、というのが、安パイな選択肢になる。誰でも上がるとわかる銘柄を良いタイミングで買うには、このようなタイミングしかない。どこが底なのかはわからないが、SNS・ニュース・全体の連動性・投資家ポジション動向・オプション動向を見て、計画的な買い下がりを行えば分の悪い勝負は避けられる。やることは待つだけである。

 〇〇ショック後は、ポジションが急激に復元されるので全体がリバウンドする。それが終わると、資金流入が細るのでセクターローテーションが始まる。そうなると個人的には②の方が性に合っている気がする。買われる材料・買われない理由を揃え、何故今のバリュエーションなのか、どうすれば上がる/下がるかカタリストを整理する。カタリストは千差万別であるので、どうすればストーリーが正当化されるかを精査しないといけない。後は、強制的に買わなければいけない、または売らなければいけない投資家が多いか少ないかを需給分析することになる。最も需給分析も難しいので、shrinkしていた銘柄が注目されるとexpansionするということだけを念頭に入れる。過去に注目されていた銘柄はexpansionしているので、shrinkするには時間がかかる。値幅調整だけでなく、時間調整という概念もあるのはこのためである。ボラティリティが下がり、出来高が細ればshrinkしている。下値でポジションを構築できれば、含み益バリアでピラミッディングも可能になる。後はどこまで利益を伸ばせるかである。天井はわからないので、トレーリングストップをかけつつ、大幅に上方乖離していないか、決算期待値高すぎないかなどを細かく見て、ポジションを調整するしかない。

 結局のところ、ファンダメンタルズ(マクロ・セクター・個社)、需給分析(テクニカル・オプション)、規律(資金管理・メンタル)を持っていないと、いつ・どのセクター・銘柄でin/outして良いかわからず、上手くいかないのである。確たる手法もないのに無暗に取引するのは期待値を下げるだけだ。相場が好きでない限り上記を真面目にやるのも苦行なので、向き不向きはあるのだろう。

ブログ再開

学生の頃から働きたくなかった。

BNFさんのような専業トレーダーに憧れて色々やって来た。

ただ自分には才能がないことを今更ながら悟った。

家族を持って、トレードだけにお金と時間を使うわけにも行かないので、毎月給料をインデックス投資に注ぎ込むことに切り替える。市場環境が良いこともあり、何も労せずに良いパフォーマンスが出ているのを見ると、インデックス投資だけで良いのではないか?と思う。

ただXの上澄を見てしまうと、やはりトレードで儲けたいという気持ちは出てきてしまう。やはり諦めることは難しいのかも知れない。

ファンダメンタル、テクニカル、需給分析、マクロと色々齧ってきたが、結局は全てを組み合わせないとトレードでは勝てないというのが今の結論である。

どれかに固執せず、今の環境に合う銘柄を選び、かつその銘柄に適した手法を選ぶことが必要だと思う。資金が来ている市場を選べば、多少のミスは帳消しになる。

このようなことを考えると、麻雀や釣りに近いなと思う。配牌、ツモに恵まれていれば高い役で上がりやすいし、地合いが良ければ魚を釣りやすい。ただ、恩恵を受けるにはある程度の技術が当然いる。それらの技術は状況によって必要なものが変わるので、一つだけ身につければ良いわけでもない。

相場観が優れていれば、どうすれば良いか自然にわかるのだろう。それをいつか身につけ、相場で勝ってみたい。

20201220 SaaS関連

 

色々とまとめ

企業価値算定手法の代表格「DCF法」とは? | 経理プラス

 

 

SaaS関連

ARR(Annual Recurring Revenue)とは?MRRと同様にSaaSビジネスで重要な指標についてご紹介 | KeyPlayers

ユニットエコノミクスとは?SaaSビジネスを理解する上で重要な用語/計算式を徹底解説! | KeyPlayers

MRRとは?サブスクリプションビジネスにおいて欠かせない指標とその計算式について徹底解説! | KeyPlayers

The Rule of 40% For a Healthy SaaS Company - Feld Thoughts

SaaSの命運を分けるチャーンレートとは?計算方法と効果的な5つの施策

 

【国内SaaS13社_お宝探しのネタ帳】ARR、ARPU、チャーンレートなどまとめ|Kosukeitou|note

 

財務確認していないが、投資したいかも。

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第5回 サービス産業×生産性研究会(METI/経済産業省)

SMBC業界動向

https://www.smbc.co.jp/hojin/report/resources/pdf/1_00_CRSDOutlook.pdf

みずほ 金融市場ウィークリー

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/market-w/weekly_201218.pdf

 

V-RESAS | 新型コロナウイルス感染症が地域経済に与える影響の可視化

法人のお客さま 経済・業界動向に関するレポート : 三井住友銀行

みずほ産業調査 Vol.66 | みずほ銀行

2020/12/15 7095

 

7095 21年4月期2Q

決算短信

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08561/61dc27a8/c280/4671/b7b9/5c885cf0d482/140120201209432971.pdf

決算説明資料 

https://resource.ufocatch.com/pdf/tdnet/TD2020121400256

 

サブスク時代を見据えたLTV向上に関するコンサルなど。アナリティクスコンサルティング(AC)事業と比べて、マーケティングテクノロジー(MT)事業の売上総利益率が著しく高い(13~14% vs 97~99%)ので、MT事業の売上増加率がキー。MTの前年同期比+196%、前期比+20%。

 

 

特開

https://patentimages.storage.googleapis.com/ab/f2/81/8e92e36e00b0a0/JP2020113140A.pdf

⇒ホップアップ広告のデザインを簡単に変えることが出来るため、効率的にA/Bテストが出来るようにしたという感じか。最近のIPOのプレイドと似てるかと最初思ったけど、あっちはwebページに関するA/Bテストやな。

 

レポート

7095 マクビープラネット ブルーオーシャンはレッドオーシャンの中にある by ono | みんなの運用会議

 

 

一応、プレイドに関して。

P6653912

https://patentimages.storage.googleapis.com/a5/50/7c/de0eb3ac10c113/JP6653912B1.pdf

P6644346

https://patentimages.storage.googleapis.com/80/2d/97/5d2d23b1e8e8b0/JP6644346B1.pdf

P2019-185298A

https://patentimages.storage.googleapis.com/c8/80/c3/65962cef3ebb89/JP2019185298A.pdf

 

6192

 

Link-U 4446

マンガアプリなどの立ち上げ支援・保守。ユーザーのコイン購入と広告収入(本当にあるかわからんが)がメイン?(⇒これがリカーリングサービスなのか?)

決算短信

https://resource.ufocatch.com/pdf/tdnet/TD2020121400164

レポート

https://www.link-u.co.jp/irdata/library/analyst/ACEReseachInstitute.pdf